KYONAN

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板金事業との出会い

何故板金業界に興味を持ったのか?

30歳前にしてガソリンスタンド業界に入るのですが、
ちょうどガソリンスタンドがバタバタと潰れていく時期と重なり、
「クルマのボディはなくならない」
という当たり前理論(笑)で、
洗車業に進出していました。

段々と洗車を覚えていくと、次は磨き・コーティングに興味を持ち始めます。

コーティングまでは、この不器用な私が(汗)、何とかこなせるものでした。
もちろん低価格なコーティングに限りますが。。。

コーティングが少しできるようになると、
次に気になるのが板金業です。

この頃、
ガソリンスタンドも板金をやりましょう!
と、FC展開をする業者が出始めました。
これは良いかも!と思い、検討を重ねますが、
頂ける料金とコストのバランスに疑問がありました。

なかなか決めきれず、
時間だけが過ぎていきました。

渡りに船とはこのこと

そんな日々を過ごしているうちに、
知り合いから困っている板金工場の話がある、
と聞きました。

これは何かあるかも!と思い、色々と板金業界のことを素人ながら調べました。

ここで気づいたのが、保険板金修理には、
損保指定工場制度があるんだと、
いうことでした。
ガソリンスタンドで検討したFC展開の板金は数万円程度の修理がほとんどで、
どう考えてもまとまった売上にはならないと思っていましたが、保険板金はケタが違いました。

私には、とても魅力に映りました。

いつしか、この工場で保険板金業をやってみたいと思うようになりました。

トントン拍子だったが・・・

上手くいくときは、
こんなにもスムーズなのか!
と疑ったほど「縁談」はうまくまとまりました。

京南オートサービス株式会社の誕生です。
私が35歳の時でした。2010年でした。

これでうまくいく!
とバラ色の世界を描きましたが、
やはり経営権絡みの話になると文化の融合が大変で、沢山の摩擦が起きました。

今、思うと、ポジティブな摩擦でしたが、
当時は髪の毛が抜けたり、
身体の調子が悪くなったり、心の小さな私には、荷が重い事柄が起き続けました。

自分は、
社員や取引先から信用されているのだろうか?
板金業で今後かじ取りしていけるのか?
不安な日々を過ごしました。

社長に就任

煮え切らない日々を過ごしていましたが、
前社長から譲り受けて38歳の時に社長に就任します。

やるしかない!という気持ちがありましたが、
その気持ちが自信に変換させることに時間を要しました。

急にコロッと自信満々になる訳ではない(笑)、
今思うと当たり前の話ですが、当時の私には、
毎日がとても長く感じ、悶々としていました。

でも、少しずつ、経営面の手は打っていたので、
会社は良い方向に向かってはいました。

何か劇的な処方箋があった訳ではありませんが、
社長就任4年目にはPLで黒字化を達成しました。

私はコツコツやることは苦手ですが、博打ができない状態でしたので、
結果的にコツコツ積み上げていくことができました。

設備投資に着手

会社が前向きになってくると、
少しアクセルを踏みました。
慎重に設備投資を増やしていきました。

クルマの変化は相当なもので、超軽量化のクルマ、センサーだらけのクルマ、電気自動車など、
「板金屋いじめ」かと思うほど、クルマが進化していきました。

この頃には、業界の勉強も進み、自分の判断ができるようになってきました。

私の判断は、「少ないながらも、今あるお金は全て設備投資をする」でした。
周りの板金屋は、
設備投資を控えているからです。
理由は簡単で、業界が不透明だからです。

事故がなくなる!と、メディアが喧伝するので、
業界全体が迷っている印象を受けました。

この傾向はガソリンスタンド業界と似ていて、ガソリン離れと言われて久しいですが、
板金業界もこの流れが来ただけで、「業界構造は同じかな~」と思ったくらいで、
特に大きな動揺が私にはなかったのかも知れません。

将来やってくる自動運転に対応

今すぐという訳ではないですが、
自動運転の流れは、このまま続きそうです。

自動運転に対応すべく、
「3Dデジタル板金」を開発しました。
人間は病院にいくとMRIを受けますが、自動車でも同じことができるようになりました。

ボディを元の寸法通りに、ミリ単位でデジタル的に修理するという技術です。
「ボディアライメント」
と業界では言われています。

イタリアから専門の機械を輸入しました。
お金がかかります・・・(汗

次は、「エーミング」という各種センサーをメーカー基準通りに調整する技術の習得に入ります。

永久に技術開発は続くのかもしれませんね。
頑張ります!

ひさんの相談窓口事業部をスタート

保険板金修理をしていたら、
段々と保険会社からご信頼を受け取るようになってきました。

自動車の事故には、交通事故もありますが、
工事業者が、建物の工事をしている際に、
外壁塗装などの飛散させ自動車に飛び散らせてしまう、「飛散事故」があります。

この飛散事故は、洗車業をしていた時から、
私自身非常に興味があり、下請的に作業をさせて頂いていました。

少しづつ技術を開発し、
社員も増えていきました。

例えば、工事中にコンクリートを自動車に飛び散らせた場合、
普通の修理業者ですと全面的に塗り直し(オールペン)となりますが、
当社では、ガビガビにこびりついたコンクリートを「するっと」落とすことができます。

出先で修理ができるようキャラバン隊を編成

修理する際、
普通は工場に事故車両を移動させて、
工場で修理しますが、当社では、
その事故現場で、
出張ベースで自動車を修理することが可能です。

塗装せずに、ケミカルを使用したクリーニング作業で完結する技術力があるからです。

今では、保険会社の要請を受けて、
キャラバン隊を編成して全国的にご依頼を頂けるように成長してきました。

トータルで事案を解決できる会社は、
日本で数社しかないと言われています。

日本一の事故解決プロ集団

最近では、難しい案件のご相談を保険会社からいただくようになりました。

保険会社の皆様むけに、
僭越ながら技術説明会を開催させて頂く機会も増えてきています。

弁護士と仕事をする機会もあり、技術面での鑑定役をするときもあります。

私が描くのは、
単なる板金修理屋ではありません。
事案をトータルでスムーズに解決する日本一の事故解決プロ集団を目指しています。

規模ではメーカーやディーラーに負けますが、
専門性と経験値では、我々が業界をリードする存在であり続けます。

メンテナンスで”ときめき”を。メンテナンスの力で人も車も美しく、キレイに。

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