トヨタ:大量生産で全ての車種に標準装備
全ての車種にほぼ同じ性能のACCを付けていく80点主義。
安全性は高いが、画面表示は弱い。水素自動車のミライだけ3列表示のアドバンストドライブ搭載。
2023年以降は、ノアヴォク/クラウンを皮切りに高いレベルのACC標準装備にシフトしていく可能性大。
ホンダ:アピール下手の隠れた実力者
オプションなしで、全車種3列、ハイライト表示付き!
センサー類の性能が高く、制御も上手で安心。自車のレーン内の様子も細かに出てくる。
ベースの性能がトヨタの一歩上。画面が安っぽいのが玉にキズ。
なぜかそこをアピールしない謎のメーカー。
日産:プロパイロット2.0はACC最高峰
アリアに搭載されている、プロパイロット2.0が最強。
俗称1.5の弱点だった、GPSの性能、地図の精度を克服。
日本の高性能なGPSを搭載して、cm単位で自車を制御。
自動運転レベル2の技術的なピークはこれ。他社が日産の技術を追う形になる。
SUBARU:特化型!安全性に全振り
安全性に特化したアイサイトXで業界を引っ張ってきた。
アイサイトXを搭載したレヴォーグは50~60km/h以下での手放し運転が可能。
しかし日産は高速道路の標準+10km/hまで手放しOK。
安全支援機能の面で追いつかれている状態。
三菱:日産と連合し、生まれ変わった
エクリプスクロスまでは三菱独自システムのACCを搭載していたが、いまいち。
日産の技術を導入し、アウトランダーからACCの性能が高まった(マイパイロット)。
電動の4WDは元々高性能。グラフィックも秀逸で、デザイン性が強化されている。
過去を乗り越えたメーカー。
マツダ:「走る喜びを」人馬一体の独自路線
「走る喜び」を届けることにコミットしているメーカー。
グラフィックデザインとACCについてはおまけレベル。CX-5でトヨタの量産タイプレベルに追いついた。
CX-60以降、運転手の異常を感知した時に自動運転に切り替わるCO-PILOT(副操縦士)の考え方に変わった。
BMW:高性能な制御、3列表示、高級感◎
iDrive7は後ろにもレーダーがついていて3列表示。
自車の状況が良くわかり、非常に高い制御がされていた。
グラフィックも洗練されていて高級感がある。
ベンツ:2019年時点では高レベル、今は
2019年に乗った車種に搭載されていたインテリジェントドライブ、当時の時点ではよかった。
しかし他社のレベルが上がり、完全に追いつかれた。
最新のSクラスにレベル3のDrive Pilotが搭載され、事故の責任が車両側になるという世界初の試みに期待。
テスラ:コスパ△、ACCよりEVに期待
ACCフルオプションを付けるためには、+100万円ほどかかる。その割には自動運転機能もナビも性能不十分。
日本でACCを売っていく気がなさそう。
EVの性能は高く、EVの世界を切り開いていくのはテスラかもしれないが、イーロンマスク次第。
ジャガー:手作りの超プレミアムメーカー
イギリスのメーカーだけれど、インドのタタ・モーターズの傘下。
小さなメーカーで開発費用がないが、高級感を出すのがうまい。
超プレミアムメーカーで手作りという売り方。
自動運転にはお金をかけていかないと思う。EV開発に資源を絞り込むそうだが心配。
レクサス:LSに最高級ACC搭載
ACCに関しては、トヨタの技術を流用し、グラフィックを少し高めた程度。
レクサスLSに水素自動車ミライと同じものが入っているが、1500万円台と高額であまり売れない。
それ以外の車種は少しグラフィックがいいぐらいで、他のACCとほぼ同レベル。
ACCに限ってはコスパが低い。